技術概要

Cufitec®は、一価銅化合物ナノ粒子を応用した抗ウイルス・抗菌技術です。
様々な材料への加工が可能であり、幅広い用途にご活用いただけます。
貴社製品に抗ウイルス・抗菌という新たな価値をご提供します。

基材に塗る

①繊維基材(SEKマーク認証取得)

繊維基材に一価銅化合物ナノ粒子を固定する

SEK仕様

特長
  • 繊維上の特定のウイルスを減少させます。
  • 繊維上の細菌の増殖を抑制します。
  • 「抗ウイルス加工」「抗菌防臭加工」「制菌加工」のSEKマーク認証を取得している加工方法です。
用途例
  • マスク
  • 防護服
  • 環境清拭
    ワイプ
  • ふきん
  • その他
    衛生関連製品
    など

抗ウイルス性能

試験方法
Cufitec®加工レーヨン不織布にエンベロープがないウイルスの
ウイルス液を滴下し、各接触時間におけるウイルスの感染価を
プラーク法を用いて評価した。
※JIS L 1922:2016を参考にした社内試験
※社内試験データ
試験結果
30分で99.99%以上減少

抗菌性能

試験方法
Cufitec®加工レーヨン不織布にグラム陰性菌の菌液を滴下し、
各接触時間における生菌数を混釈平板培養法を用いて評価した。
※JIS L 1902:2015を参考にした社内試験

※社内試験データ
試験結果
60分で99.999%以上減少
SEKマーク
SEKマーク

繊維基材に一価銅化合物ナノ粒子を塗る技術を採用した製品では、
機能加工繊維製品の認証マーク(SEKマーク)を付けることができます。
安全性の確保を基本として、確かな性能の確保に努めながら、一般社団法人
繊維評価技術協議会が認証を行っています。

②繊維基材とフィルム基材

繊維基材とフィルム基材に一価銅化合物ナノ粒子をコーティングする

コーティング仕様

特長
  • コーティング層に付着したウイルスや細菌の数を短時間で減らすことが出来ます。
  • 様々な基材に加工可能です。
  • コーティング層に色が付けられます。
用途例

不特定多数の方が触る場所

  • ドア
    ハンドルの
    カバー
  • 手すりの
    カバー
  • タッチ
    パネルの
    保護フィルム
  • 建材用の
    フィルムなど

抗ウイルス性能

試験方法
Cufitec®加工PETフィルムにエンベロープがないウイルスの
ウイルス液を滴下し、各接触時間におけるウイルス感染価を
プラーク法を用いて評価した。
※JIS Z 2801のフィルム密着法を参考にした社内試験
※社内試験データ
試験結果
5分で99.99%以上減少

抗菌性能

試験方法
Cufitec®加工PETフィルムにグラム陰性菌の菌液を滴下し、
各接触時間における生菌数を混釈平板培養法を用いて評価した。
※JIS Z 2801のフィルム密着法を参考にした社内試験

※社内試験データ
試験結果
5分で99.99%以上減少

樹脂に練り込む

合成樹脂に、一価銅化合物ナノ粒子を練り込む

樹脂に練り込む

特長
  • 樹脂表面に付着したウイルスや細菌を減らすことが出来ます。
用途例
  • プラスチック
    フィルム
  • シート
  • 成形品
  • 繊維製品
    など

抗ウイルス性能

試験方法
Cufitec®成分を練り込んだPEフィルムにエンベロープがない
ウイルスのウイルス液を滴下し、各接触時間における
ウイルス感染価を プラーク法を用いて評価した。
※JIS Z 2801のフィルム密着法を参考にした社内試験
※社内試験データ
試験結果
15分で99.99%以上減少

抗菌性能

試験方法
Cufitec®成分を練り込んだPEフィルムにグラム陰性菌の菌液を
滴下し、各接触時間における生菌数を混釈平板培養法を用いて
評価した。
※JIS Z 2801のフィルム密着法を参考にした社内試験
※社内試験データ
試験結果
30分で99.99%以上減少

溶液に混ぜる

アルコールなどの液体に、一価銅化合物ナノ粒子を混ぜる

溶液に混ぜる

特長
  • 液剤、洗剤のほか、塗料などにも応用できます。
用途例
  • ウイルス
    除去剤
  • 除菌剤
  • ウェット
    シート
  • 床 材
  • コーティング
    塗料

アルコール製剤に応用した場合

メリット
  • ●消毒用エタノールでは効かないウイルスに対しても高い抗ウイルス性を有します。
  • ●市販のアルコール製剤とは異なり、当社技術では乾燥後もCufitec®成分が対象物に残存し、
    抗ウイルス・抗菌効果が維持されます。
<ウイルス・細菌除去性能>
試験方法
Cufitec®含有アルコール製剤とエンベロープがないウイルスのウイルス液またはグラム陰性菌の菌液を混合し、1分後のウイルス感染価と
生菌数を評価した。
※EN14476:2003を参考にした社内試験
結 果
対象微生物 時間 Cufitec®
アルコール製剤
消毒用エタノール 次亜塩素酸ナトリウム
200ppm
エンベロープ無しウイルス 1分間 ×
グラム陰性菌

※○:99.99%以上の減少 ×:90%以下の減少

<効果の持続性>
試験方法
ステンレス板にCufitec®含有アルコール製剤を塗布し、十分に乾燥させた後、 JIS Z 2801のフィルム密着法を参考に、エンベロープがない
ウイルスのウイルス液またはグラム陰性菌の菌液を滴下し、30分後のウイルス感染価または60分後の生菌数を評価した。
※社内試験
結 果
対象微生物 時間 Cufitec®
アルコール製剤
消毒用エタノール 次亜塩素酸ナトリウム
200ppm
エンベロープ無しウイルス 30分間 × ×
グラム陰性菌 60分間 × ×

※○:99.99%以上の減少 ×:90%以下の減少

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