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メッシュテクノロジー研究所

研究の目的

営業が吸い上げてきたお客様のニーズに応え、ベストなご提案をするために。最適なメッシュクロス、ペースト、印刷手法・技術を日々研究しています。お客様が求める印刷精度、厚み、強度など、さまざまな条件をクリアする製品・技術の組み合わせを、膨大な情報や経験から導きご提供しています。

実機テストにより繰り返される自社製品の評価

メッシュクロスの強度や厚みの検査だけでなく、印刷を繰り返すことによる版の位置の変化や伸び率も高度な検査装置や計測機器をつかって評価。自社の製品が設計どおりのパフォーマンスを発揮できるか、さまざまな角度から確認しています。

版の開口精度や版通り印刷されているかは、ミクロン単位で計測できる顕微鏡で評価。

印刷精度の向上のためメッシュ以外の要因についても研究

スクリーン印刷は、メッシュだけでなく、乳剤やペーストなどの条件によっても印刷精度に影響が出ます。乳剤による厚みの変化やペーストの粘度と印刷物の相関関係など、高精細な印刷を実現するためにどのような組み合わせが最適か、乳剤の基本特性のデータベース化やペーストメーカーとの相談、印刷実験などを繰りかえしノウハウを蓄積しています。

電子部品への印刷など高精細なものは、非接触でペーストの厚みを計測できる機械で3次元化。

利用目的に合わせた製品を提供するために

電子部品などの高精細な印刷だけでなく、自動車のメーターパネルやパソコンのキーボード、ポスターや自動販売機、ICカードの磁気印刷と、多様な産業で量産化を支えるスクリーン印刷は、印刷方法もさまざま。印刷の厚みや版の精度、コストなど、求められる場に合わせた製品を、研究データから提供できることは私たちの強みです。

製版からできる設備を完備